オンライン診療に関するもので珍しいものをみました。
大沢たかおとケツメイシがオンライン診療のCMをやっているものです。
有名タレントを使ってオンライン診療のCMをやるのは予想しなかった出来事でめちゃくちゃ気になります。
ということでこのCMをやったSOKUYAKUというサービスを調べて解説しようと思ったのですが、CMのインパクトが強すぎたので、今までの医療CMと比べてみます。
SOKUYAKUは今までフォローしていなかったオンライン診療システム
このSOKUYAKUというサービス、私としては突然出てきたサービスのように思います。
今までこのブログで取り上げてきたのは、
- クリニクス
- クロン
- ヤードック
でした。
この3つが知名度、利用者数ともに多いサービスだったからです。
もちろん他にも複数の会社が参入しており、いくつかのサービスがあることを知っていたのですがマークしておりませんでした。
これを機会により詳しく調べます。
ホームページは大沢たかお推し
こちらがSOKUYAKUのホームページです。

トップページには大沢たかおがどーん、です
さらに特設サイトのリンクも載ってます。
広告というか、ブランドイメージの構築にかなり力を入れているようです。
さらにそのCM曲をケツメイシに作らせているというから驚きです。
今までの医療系の広告には決してなかった広告への力の入れようです。
特にオンライン診療の利用者側にアプローチするものは今までなかったフロントランナーです。
SOKUYAKUのオンライン診療についての本気度が伝わってきますね。
医療機関CMを振り返ろう
ここでこのSOKUYAKUの広告がどれだけ斬新かを今までの病院の広告を見て比較してみましょう。
イエス! ドバイを飛行する院長:高須クリニック
まず見ていただきたいのは美容系クリニックの高須クリニックのCMです。
病院の広告と聞いてまず一番にこれを思い出す人も多いのではないでしょうか。
まずは動画をご覧ください。
これは一体何の宣伝なのでしょうか。
インパクトは強すぎるのですが、何を宣伝しているかわかりません。
これを見て高須クリニックが美容整形のクリニックとわかる人は皆無なのではないでしょうか。
そのインパクトの強さ、そして放送された当時はクリニックの広告というのがほぼ高須クリニックしかなかったこと、同じような路線で長年放送を続けてきたことを含めて多くの人の印象に残っています。
正直、全く何を訴えたいのか分からないのですが、印象に残ることは間違いないので知名度向上は物凄く達成しているでしょう。
好きな言葉は情熱です:湘南美容外科クリニック
続きまして湘南美容外科クリニックのCMをご覧ください。
こちらの広告もだいぶ有名です。
これもいっさい自社の商品の説明などをしていない広告です。
内容としては好きな言葉を発表しているだけです。
想像するに、今でこそ整形へのハードルも下がってきたと思いますが、当時はいいイメージがなかったり、不誠実なイメージもあったのではないでしょうか。
それを真面目な好きな言葉を言うことでイメージをよくしようとしたのではないでしょうか。
商品宣伝よりかはブランドイメージを重視した広告でしょう。
まあ、私は初めて見たときも、今見てもあんまり意味がわかりません。
たんたんにしたん:にしたんクリニック
そして、最近の広告で言うとこちらのにしたんクリニックですね。
こちらもインパクトは抜群ですが、意味わからないですね笑。
コロナのPCR検査で名を馳せたにしたんクリニックですが、この広告戦略についてはぜひより詳しく知りたいものです。
意味のわからない広告をやるのは規制があるから
ちなみに、なぜ病院・クリニックはこんな意味のわからないCMを流すのでしょうか。
おそらく、一つの要因として医療機関への広告規制があるはずです。
細かいことは省きますが、医療機関は国の規制で自由になんでも広告できなルールがあります。
例えば、うちの病院は他の病院より病気が治る率が高いですなんて家なんですね。
病院の広告ってやたら駅で電車待っている時に見るな、でもそれ以外じゃほとんど見ないよねって感じる人はいないでしょうか。
これも広告規制の一環によるものです。
そしてSOKUYAKUはアプリの機能をコマーシャルする斬新さ
そんな中でアプリの機能を押し出すSOKUYAKUのCMは(一周回って)斬新です。
CMとしては自社製品のアピールという王道なものなのですが、医療の広告としてはかなり斬新です。
なぜ大沢たかおさんはドバイにも行かず、好きな言葉も語らず、ダンスもしなかったのでしょうか。
これこそ、このCMの最大の謎です。
自社サービスの機能を訴える広告が医療業界に置いて効果が出るか。
これをめちゃくちゃ注目しながら続報を待ちましょう。
個人的にはいつか大沢たかおさんがケツメイシの歌に乗りながらドバイで踊りながら好きな言葉を叫んでくれることをの祈っています。
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