オンライン診療の利用が多いピル、ED、AGAについて解説していきます。
これらの症状が気になる時はオンライン診療を使って医師の診察を受けることが増えています。
ただどうしても馴染みがないし、ネットで検索しても出てくるのは医療機関の広告ばかりでどんな情報を調べればいいかがわかりにくくもあります。
なので今回はそれぞれに関して正しい知識を得ていただけるような記事にしています。
ピル、ED、AGAが気になる人に正しい選択肢を提供いたします。
医療によってマイナスをゼロにすること、ゼロをプラスにすること
初めに書いておきたいのが、こので扱うピル、ED、AGAというのは身体のゼロをプラスにする行為です。
このゼロ(0)というのは身体が通常の状態と言うことです。
マイナス(ー)が身体の調子が悪いことで、プラス(+)は身体の調子が悪いことだと思ってください。
通常、病院には身体がマイナスの時にいきます。
熱がある、頭が痛い、咳が出る、骨が折れたなどです。
このマイナスをゼロに戻すのには国の手厚い補助があります。
保険証を持っていれば日本中どこの病院でもかなり安い値段で治療を受けることができます。
ただ、ゼロをプラスにする時にも病院が使えます。
例えば、美容整形をして綺麗な顔にする、歯並びを矯正する、レーシックをして視力を回復する、人間ドックで表に現れていない不調を探すなどです。
これには国の補助はなく、費用が高額になる場合があります。
オンライン診療で扱うピル、ED、AGAはこの二つだと、ゼロをプラスにすることで使われる事が圧倒的に多いです。
悪いところを治すよりかは、自分の人生をより楽しく、美しく生きるために行われています。
世の中にはピルを飲むのはいけないことだとか、ED、AGAは恥ずかしいことといった考え方もまだまだあるようですが正しい使い方をすれば確実に生活の質を上げてくれるものです。
この記事を見て少しでも人生をより良い方向に進んでくれる人が増えたら幸いです。
女性の生活の質を向上させ、望まぬ妊娠のリスクを下げるピル
ピルは口からの薬で、月経周期や排卵タイミングに影響を与えるます。
オンライン診療で使われていることが多いものは低容量ピルと緊急避妊薬があります。
女性の身体に起こる問題を解決させるために使われます。
低用量ピルは月経周期を変化させて身体の不調を整える
低容量ピルは月経周期をコントロールして月経痛や月経前症候群(PMS)の緩和に使われます。
男性には馴染みがないかもしれないですが、女性は月1回の生理によってQOL(Quality of life:クオリティ オブ ライフ:生活の質)が下がることがあります。
個人差はあるようですが、人によっては日常生活に著しく影響が出るようです。
多くの会社では従業員規則に月経休暇が定められています。
これは人によっては仕事ができないくらい辛い思いをする証拠でもあります。
歴史的な背景として女性の社会進出が進んでいなかった時代にはごく限られていた人だけの悩みであったようですが、現在では注目が集まっています。
昨今ではフェミテック【feminine(フェミニン、女性のなどという意味)とTech(テクノロジーのこと)を合わせた造語】と言われる新しいサービスが生まれています。
1日1錠薬を飲み続けていくだけでコントロールできるようです。
大体1ヶ月で5,000円くらいの値段です。
昔は副作用が酷かったと言う話もあったようですが、今は薬も進化しておりそれは過去の話になっているようです。
オンライン診療では仕事が忙しくてクリニックに行けない女性や、婦人科に行くのが恥ずかしいというような若い女性に使われているようです。
アフターピル(緊急避妊薬)で望まない妊娠を防ぐ
低用量ピルが日々の管理に使うのに対して、こちらは緊急時に飲みます。
避妊の失敗をしたときです。
この原因は様々ですが、日本産婦人科学会によると下記のような場合に必要とされているようです。
避妊をしない性交、経口避妊薬(OralContraceptives:OC)の服用忘れや下痢などによる吸収障害、レイプや性的暴行、腟外射精、コンドームの破損・脱落・不適切な使用、その他の避妊具の不適切な装着・破損・脱落、性交後 8 時間以内での避妊用ペッサリーの除去などに適用される
出典:緊急避妊法の適正使用に関する指針 http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/kinkyuhinin_shishin_H28.pdf
妊娠は女性にとって体の負担が大きいです。
妊娠、出産の身体的なリスクや、もし結果として一人親として出産した場合に生まれてきた子供を育てる金銭的なリスク、それらの問題を誰にも相談できずにプレッシャー、心理的負担となる精神的なリスクなどがあります。
※生まれてきた子供をリスクと捉えると不謹慎だと捉えられるかもしれませんが、子供がリスクと言いたいわけではなく、生まれてきた子供にはなんの罪もありません。ただ、望まない妊娠をすると女性が一人親(シングルマザー)になる確率が高く、シングルマザーは貧困率が高いという統計もあり、それは金銭的なリスクになりえます。
そのような望まない妊娠を防ぐためにアフターピルは使われています。
効果は薬によって変わりますが、性行為後なるべく早く飲むことで排卵を抑え避妊効果を発揮します。
そのために時間や場所に融通が効きやすいオンライン診療と相性がいいです。
値段は5,000円〜15,000円くらいのところが多いようです。
ED治療で男性が原因となる避妊を解消し、自信も取り戻す
EDとは男性の勃起障害です。
これもオンライン診療で相談されることが多いです。
勃起がうまくできなと満足な性行為ができません。
そのために子供が欲しくてもできないといった不妊の原因にもなりますし、男性としては精神的苦痛(自信喪失や満足感の減少)が起こります。
それを防ぐために使われています。
ED自体は程度の差はあれど日本の男性の4分の1が悩んでいると言うデータもあります。
職場でのストレスが多く原因となっています。
それだけ身近ですが、男性のプライドなどからなかなか面と向かっては相談しにくい症状なのでオンライン診療を利用することが多いです。
日本泌尿器科学会ED診療ガイドライン[第3版]によると日本で使用可能なのは下記の3種類です。
- バイアグラ
- レビトラ
- シアリス
即効性はレビトラ、バイアグラ、シアリスといった順番です。
持続性はその逆で、シアリス、バイアグラ、レビトラとなります。
どれも1錠2,000円くらいです。
血液が股間に溜まればED治療になるかもしれませんが、心臓に溜まれば命の危険があります。
なのでお医者さんに処方してもらってください。
高血圧で血圧を下げる薬を飲んでいる人が使うと危険なようです。
ちなみにですが、菅総理は不妊治療の保険適応化を表明しています。
首相官邸の記載にも下記のようなものがあります。
不妊治療の保険適用を早急に実現します。具体的には、2022年4月からスタートし、男性不妊も対象にします。それまでの間は、現行の助成制度の所得制限を撤廃するとともに、2回目以降の助成額を倍にし、2021年1月1日にさかのぼって実施しています。(厚生労働省HP)
出典:首相官邸 https://www.kantei.go.jp/jp/headline/tokushu/shakaihoshou.html
不妊を病気と捉えて、国の補助の元に治療をしていこうという方針です。
2022年4月からその制度が始まる見通しですので、このような薬が使われるのが一般的になるかもしれません。
AGAで薄毛治療して外見の悩みを解決
AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略です。
日本語だと男性型脱毛症です。
いわゆるハゲの治療です。
薄毛治療という方がいいのかもしれませんが、多くの医師が「ハゲ」という単語を使っていたのでそれを踏襲させていただきました。
髪の毛は見た目(特に若さ)を判断する重要な要素になります。
髪が薄くなっていくと自信を喪失する原因になるようです。
早い人だと20代がら薄毛になることもあるようで、例えば結婚相手の選択にも関係し、今度の人生に大きな影響を与えることもあるようです。
基本的には処方される薬を継続して飲めば治療できるようです。
特別な検査が必要ないこと、忙しいサラリーマンには通院がオンライン診療の方が使いやすいこと、面と向かって相談しにくいことがオンライン診療が重宝されている理由です。
電車に乗っているとよく広告で見るやつです。
ちなみにですが、電車に乗っていると男は毛を生やしたい、女は毛を抜きたいという広告ばかりです。この二者をどうにかマッチングできれば良いのになと思います。
ちょっと話がそれました。
使う薬にもよるのですが、5,000円〜20,000円/月くらいの値段が多いようです。
AGAについてはこちらのオンライン診療でのAGA解説記事でより詳しく書いています。
身近で効果のあるコンプレックス解消は医療により成される
オンライン診療でよく行われているピル、ED、AGAについてどのようなものかをご紹介しました。
加えて、それらはゼロをプラスにする行為と書きました。
世の中にはゼロをプラスにする行為は数多くあります。例えばファッションとか化粧とかもそうでしょうし、美容院にいくこともそうでしょう。
中には怪しいものもあります。効果のわからない美容法とか自己啓発とかですね。
それに比べると医療のに関するコンプレックス解消は確実性が高いです。
今回取り上げたピル、ED、AGAもそれぞれに学会があり、目立たないかもしれないですが日々切磋琢磨しながら科学的な根拠を持って問題に取り組んでいました。
どれを信じていいかわからないほど情報が多い世の中で、それはとても誠実に思えました。
なので、私は医療によりコンプレックス解消=ゼロをプラスにすることをお勧めしています。
お勧めしているからにはこのブログを読んでいただいている人たちにも良い選択肢を提供できるように努力してきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
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